1947年昭和22年5月 経済雑誌「ダイヤモンド」


1947年5月下旬号 経済雑誌「ダイヤモンド」 あるようでないものは金、ないようであるものは借金・・・。

乞食同然のチンピラがいと無造作に札ビラを切るかと思えば、レキッとした紳士然たるサラリーマン君が

ヤミ煙草の四十円也に首をかしげているのが、今日の世相である。(引用)

終戦してから約2年。 旧紙幣から新しい紙幣に変わり「新円」が発行されます。

発行高は増えているのに、 身近にない。新円はいったいどこにあるのか?

新円は物資を右から左に軽く転がしながら儲ける、ヤミ商人が持っているそうです。

こういった経済対策は、すぐには身近に来ないもんなのです。 いつの時代も。 当時は、ものすごいインフレです。 物の値段が高いのです。

公価指数(物価指数)では 昭和8年と比べると物価が約20倍前後 ヤミ指数では、ピーク450倍近くまで跳ね上がるのです。

当時は、食料配給一週間でジャガイモ2個ということもあったそうで

その配給だけでは、当然生活できないので

ヤミ市という存在が身近にあり、戦後経済を生き抜くには

必要だったのであります。

戦後の食糧難を経験した親戚のおじさんは、

近年になってもハンバーグを食べないそうです。

ヤミ市には、何の肉かわからない得体の知れない何かが

混ざっていたりしたそうなのです。

現代でも、加工食品の異物混入が問題としてありますので

形変われど、この問題は、存在するということでしょうか

株式銘柄で、小松製作所が紹介されております。

同社株は甚だ地味な株式である。 事業は地味だけどその基礎は可なり堅固である。 戦災や戦後倍賞などの影響も少なく 将来に富む株式である。(抜粋)

株価 1947年5月 50円前後

現在と比較してみてはどうでしょうか

戦後で、超インフレで、食糧難のそんな時代でも

株投資は存在しているのであります。

<時代考察参考雑誌>

1947年 経済雑誌「ダイヤモンド」

#photo #戦後 #経済 #新円

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