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1995年 阪神・淡路大震災関連雑誌


1995年 阪神・淡路大震災関連雑誌

現在2015年。 ちょうど20年前の災害です。 なので、改めて当時の関連雑誌を読んで見ます。 自身も経験したところは、たしか震度3でした。 そして 東日本大震災は、「地震・津波・原発」でしたが 阪神・淡路大震災は、「地震と火災」の災害だったことが 改めて分かったのです。 この災害では、「水」がキーワードになっております。 ・火災に対する水。水道の断水による消火作業不能、遅れ。 ・生活に対する水。生活用水不足によるトイレ・洗濯用などの衛生面確保。 断水により効果的な消火活動が出来なくなり、住人たちによるバケツリレーや 各地からの来た消防車も消火栓とホースの規格が合わず何も出来ないまま 初動の部分で水が問題になり、多くの家が消失しました。

飲料水は、救援物資により比較的早い段階で行き渡り 大きな問題にはならなかったが 生活用水の確保には、かなり時間が掛かったそうで 川で洗濯ということになりました。

食器にラップを敷いて料理した食材を入れることで 洗い物なし!ゴミ少なし!という知恵や 地震後、各家庭は浴槽の水を入れ替えるまでは、 常にためて置くという備えが広がったそうです。

清水 国明さん曰く 自分自身の人としての備えとして 日ごろからアウトドアや設備がないキャンプ場などで 日常より厳しい環境を1日でも体験していることで 生き延びる力に差がでると思う。との事。(引用) これは、まさにそのとうりですね 備えとなると物とか避難訓練をイメージしがちですが 一日インフラのない場所で生活する 訓練ではなくアウトドア!と考え方を変えれば 実行しやすいことですね 野宿をすると布団のありがたみが よくわかりますし。 ここ重要かもしれません。 20年経ち、 当時はなかったであろうゲリラ豪雨や竜巻。猛暑。 災害も変化しております。 日常に変化を入れることで 災害や環境の変化に対応する。そう「生き延びる力」がUPする。 ということなのかもしれません。

<時代考察参考雑誌>

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