1940年 昭和15年7月号付録 主婦の友  夏の健康料理と飲物の作り方


1940年、戦前の昭和15年です。

近代日本の歴史や文化として、戦争のインパクトが強すぎて 戦前ってあまり知っていることが少ないのではないでしょうか。

 戦前の雑誌は、意外ときれいです。戦中・戦後の雑誌は、紙質も悪く・カラーも少なく、

文面も内容も言葉も固く、むしろ戦前雑誌の方が身近に感じます。 

「夏の健康料理と飲物の作り方」

では戦前は、いったいどのような物・料理を食べていたのでしょうか。

文明開化と共に 明治以降、西洋文化が入ってきたので肉料理が普及しました。と聞いておりましたが

雑誌を見るがぎり、紹介されている肉料理は、1割以下なので まだまだ高級品や外食だったと思われます。

主に素材は、魚と野菜で実にシンプルですが 「生節と青豆のトマト焼き」・「春雨の籠サラダ」などなどしっかり料理されたものや

季節に応じて栄養バランスを考えられた料理が出てきます。

現代の飽食・食生活・生活習慣病などを考えると 「戦前料理に原点回帰」 という流れも起こるかもしれません。

そして、 発見しました! これが古雑誌の面白いところです。 「トーストウォーター」 なんとも言えない名前です。

作り方

焼いたパンを熱湯に入れ、こして絞っただけ。

もともとは、英国から来た飲み方らしいですが

固くなったパンとか残ったパンといった表現が紹介文についているので 食べ物を最後まで粗末にしない!

という当時の日本の習慣が出ているのではないかと思われます。

パンを焼き そして、こす。 新しい発想の転換のヒントになるかと思われます。

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